ジャーナル
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2023.10.28
JavaScript
SEO
デザイン
ユーザビリティ
そもそもコーディングってどういうこと?
コーディングベースが皆様にご提供しているサービス「コーディング」についてご説明します。コーディングは、プログラムを書く作業を指します。ウェブ開発においては、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使用してウェブページの構造やデザインを定義し、CMS(コンテンツ管理システム)を利用してコンテンツを管理します。EC(電子商取引)サイトの場合、セキュリティや決済システムの実装も必要です。 コーディングとプログラミング コーディング コーディングは、具体的なプログラムを書く作業を指します。これは、プログラムを構成する要素(通常はテキストベースのコード)を記述することで、特定のタスクを実行するためのアルゴリズムや手続きを表現します。コーディングは、プログラムのシンタックス(構文)やセマンティクス(意味)に従って、正確で効率的なコードを書くスキルを必要とします。主に、プログラム言語(例: JavaScript、Python、C++など)を使用して、コンピュータに特定の振る舞いを実行させるための指示を書きます。 プログラミング プログラミングは、問題を解決するためのアルゴリズムや手続きを設計するプロセスを指します。プログラミングは、問題を分析し、適切なアルゴリズムを選択し、プログラムの構造を計画する段階を含みます。プログラミングは、問題の設計から実装、テスト、デバッグまでのプロセスを包括し、効率的で正確なソフトウェアを開発するためのスキルや考え方を指します。 違いと共通点 違い: コーディングは具体的なコードを書く作業に焦点を当てており、プログラム言語のシンタックスに従って正確な文を書く技能を必要とします。一方、プログラミングは問題解決のための計画と設計に焦点を当てており、アルゴリズムの構造やデータのフローを考慮するスキルを必要とします。 共通点: 両者は、計算機科学の基本的な原則に基づいており、問題を解決するための論理的な思考や分析力が必要です。また、プログラム言語の知識が両方に共通して必要です。コーディングとプログラミングは、連携して、効果的で効率的なソフトウェアを開発するために組み合わされます。 要するに、コーディングはプログラムの具体的な実装に関連し、プログラミングは問題の設計や計画に関連しています。両者はソフトウェア開発の中で密接に関連しており、開発者が適切なプログラムを作成するためには、コーディングとプログラミングの両方のスキルが必要です。 役割分担と連携 ディレクター ディレクターは、ウェブ開発プロジェクトにおけるリーダーシップを担当する役職です。彼らはプロジェクトの目標を明確にし、チームの方向性を示し、クライアントとのコミュニケーションを円滑に行います。ディレクターはプロジェクト全体の監督を行い、デザイナーやコーダー、アナリストと連携して、プロジェクトの進捗を管理し、問題を解決します。 デザイナー デザイナーは、ウェブサイトやアプリケーションの見た目やユーザーエクスペリエンス(UI・UX)を設計する役割を担います。彼らはユーザビリティを考慮し、美しいデザインを作成し、ユーザーがサイトやアプリを直感的に操作できるようなインターフェースを構築します。デザイナーはディレクターの指示を受けながら、コーダーが実装するためのデザインを提供します。 コーダー(プログラマー) コーダーは、デザイナーが提供したデザインを実装する役割を担います。彼らはHTML、CSS、JavaScriptなどのプログラム言語を使用して、ウェブページやアプリケーションの構造や機能を開発します。コーダーはコーディングルールに従ってコードを書き、デザイナーと連携しながら、ユーザーにとって魅力的で使いやすいウェブ体験を提供することに貢献します。 アナリスト アナリストは、プロジェクトの要件を詳細に分析し、ドキュメント化する役割を担います。彼らはクライアントとの対話を通じて要件を収集し、ビジネスプロセスを理解し、それを開発チームに伝える役割を果たします。アナリストはプロジェクトのスコープや目標を明確にし、ディレクターやデザイナー、コーダーと連携して、プロジェクトが要件を満たすように調整します。 これらの役割は、協力してウェブ開発プロジェクトを成功に導くために不可欠です。それぞれの専門性と連携により、高品質なウェブサイトやアプリケーションを提供することができます。 プログラム言語 HTML(HyperText Markup Language) HTMLは、ウェブページの構造を定義するためのマークアップ言語です。要素やタグを使用して、テキスト、画像、リンクなどのコンテンツを配置します。 CSS(Cascading Style Sheets) CSSは、ウェブページのスタイルやレイアウトを定義するスタイルシート言語です。色やフォント、マージン、パディングなどのスタイリング要素を指定し、ウェブページを美しくデザインします。 PHP PHPは、サーバーサイドで実行されるスクリプト言語で、動的なウェブページを生成するのに特に適しています。データベースとの連携や、ユーザーからのフォームデータの処理、クッキーの操作など、サーバーサイドの処理を行うために使用されます。WordPressやDrupalなどのCMS(コンテンツ管理システム)や、一般的なウェブアプリケーションのバックエンド開発に広く利用されています。 JavaScript JavaScriptは、ウェブページ上で動的なコンテンツやインタラクティブな要素を実装するためのプログラム言語です。ユーザーの操作に応じた反応や、計算、データ操作などを行います。 それぞれの要素が連携し合って、ユーザーにとって魅力的で使いやすいウェブサイトやアプリケーションを作成する際に不可欠な役割を果たしています。デザイナーが提供したデザインをコーダーが実現し、ディレクターがプロジェクトを統括することで、プロフェッショナルなウェブ開発が実現されます。 JavaScriptとそのライブラリ JavaScriptは、ウェブ開発における基本的なプログラミング言語であり、動的なコンテンツやインタラクティブな要素を実装する際に使用されます。また、JavaScriptの人気のあるライブラリやフレームワークも存在します。 jQuery: jQueryは、JavaScriptのライブラリの一つで、DOM操作やアニメーション、イベントハンドリングなどを簡潔かつ効果的に行うことができます。特に、古いブラウザとの互換性を保ちながら開発を行う際に広く利用されています。 React.js: React.jsは、Facebookによって開発されたJavaScriptのライブラリで、ユーザーインターフェースを構築するためのものです。コンポーネントベースのアーキテクチャを提供し、大規模なアプリケーションの開発を支援します。 Vue.js: Vue.jsは、JavaScriptのフレームワークで、軽量で柔軟性があり、学習しやすい特徴があります。Vue.jsは、単一ページアプリケーション(SPA)の開発に適しています。 これらのライブラリやフレームワークは、JavaScriptの開発を効率化し、ウェブアプリケーションの開発をスムーズに行うことができるため、現代のウェブ開発において広く利用されています。それぞれのプロジェクトやチームのニーズに合わせて、最適なツールを選ぶことが重要です。 コーディングルール コーディングルールは、プログラマーや開発チームが共通のスタイルや規約に従ってコードを書くことを指します。これは、コードの一貫性を確保し、可読性を向上させ、チーム全体で効果的なコラボレーションを実現するために非常に重要です。 1. 一貫性の確保: コーディングルールは、変数の命名規則、インデントのスタイル、コメントの書き方など、コード全体にわたって一貫性を持つよう定義されます。例えば、変数名をキャメルケース(camelCase)で統一するか、スネークケース(snake_case)で統一するか、決められた規則に従って命名します。これにより、読み手がコードを理解しやすくなります。 2. インデントとスペースの利用: 適切なインデントやスペースの利用は、コードのブロック構造を明瞭にし、可読性を高めます。プロジェクト内で統一されたインデントスタイルを採用し、コードの階層構造が一目で分かるようにします。 3. 適切なコメントの利用: コード内には、複雑なロジックや特定の処理の目的を説明するコメントを適宜挿入することで、他の開発者がコードを理解しやすくします。ただし、コメントは適切に使われ、冗長にならないように気をつける必要があります。 4. バージョン管理との統合: コーディングルールは、バージョン管理システム(例: Git)と統合され、チームメンバーがコードを共有する際にスムーズに連携できるようにすることも重要です。一貫性のあるコーディングスタイルを保つために、バージョン管理ツールとの連携を確保します。 5. テストと改善: コーディングルールはプロジェクトの初期段階で定義されますが、継続的な改善とテストが重要です。実際の開発において問題が発生した場合や、新しいチームメンバーが加わった際に、コーディングルールを適宜見直し、改善することで、プロジェクト全体の品質を向上させます。 コーディングルールは、プロジェクトの品質、可読性、保守性を向上させ、開発チームの生産性を高めるための基盤となります。チーム全体で共有し、守られることで、一貫性のある高品質なコードベースを構築することができます。 SEO(Search Engine Optimization) SEOは、検索エンジンでウェブページが上位に表示されるように最適化する作業です。適切なマークアップ、コンテンツの最適化、サイトの速度向上など、様々な要素がSEOに関与します。 これらの要素は、それぞれがプロジェクトの異なる側面に関与しながら、連携し合って最終的なウェブプロジェクトを完成させるのに必要です。デザイナーのアイデアがコーダーによって実装され、ディレクターがプロジェクト全体を統括し、SEOの最適化が行われることで、ユーザーにとって魅力的で使いやすいウェブサイトやアプリケーションが生まれるのです。 フロントエンドとバックエンド フロントエンド フロントエンドは、ウェブサイトやウェブアプリケーションのユーザーが直接触れる部分を指します。フロントエンド開発者は、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)を設計し、HTML、CSS、JavaScriptなどを使用してウェブページやアプリケーションの外観と挙動を構築します。フロントエンドは、ユーザーが見て、操作する部分であり、美しいデザインと使いやすさが求められます。フロントエンドの技術は、さまざまなデバイスやブラウザに対応するレスポンシブなデザインやユーザーインタラクションを実現します。 一般的なフロントエンド用語には、HTML(ページ構造を定義する)、CSS(スタイルとレイアウトを定義する)、JavaScript(動的な要素やユーザーの操作を制御する)が含まれます。また、フロントエンド開発では、ブラウザの動作やパフォーマンスに関する知識も必要です。 バックエンド バックエンドは、ウェブサイトやウェブアプリケーションの裏側で行われる処理やデータベースとのやり取りを担当します。バックエンド開発者は、サーバーサイドの処理を実装し、データベースの設計やクエリの最適化を行います。ユーザーのリクエストを受け取り、それに応じてデータを処理し、フロントエンドに必要な情報を提供する役割を果たします。バックエンドの技術は、ウェブサイトやアプリケーションの安全性や拡張性に影響を与えます。 一般的なバックエンド用語には、サーバーサイド言語(PHP、Python、Rubyなど)、データベース(MySQL、PostgreSQL、MongoDBなど)、サーバーの設定と管理、API(Application Programming Interface)設計などが含まれます。バックエンド開発者は、システム全体の機能やパフォーマンス、セキュリティに責任を持ち、ユーザーにとってスムーズな体験を提供するために努力します。 フロントエンドとバックエンドは、連携してウェブサイトやアプリケーションを構築し、ユーザーに最高の体験を提供するために共同作業します。
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2023.10.10
JavaScript
IntersectionObserverを使ってスクロールアニメーションをより簡単に実装!
サイトの雰囲気を作るスクロールアニメーション。 ふわっとテキストや画像を表示することで柔らかく、スッと表示させることでスタイリッシュな雰囲気を作りだすなど、リッチなサイトを作り出すために使われてきました。 今まではこのスクロールアニメーションを作りにはjQueryを使って一手間かける必要がありましたが、今回紹介するJavaScriptのIntersectionObserverは効率よくアニメーションを実装するのに大変役に立ちます! 今回は概要のみお伝えします。 従来のjQuery(Javascript)を使ったスクロールアニメーションの実装方法 従来のスクロールアニメションではJavascriptのscrollイベントを利用していました。 scrollイベントの問題点は画面位置を取得する必要があり、ユーザーがスクロールをすると関数を呼び出しという、ブラウザへの負荷が重くなるのが欠点でした。 画面がリサイズされれば再度位置を取得し直し、ページの一番上からアニメーションをかける要素までの距離(値)を取得し、常に対象要素までのを値を比較し続けるということが必要だったのです。 IntersectionObserverによってスクロールアニメーションがより便利に! Intersection Observerを使うと何がいいかというと 『特定の要素が画面内(ブラウザwindow内)に入ってきた時に関数を実行できること』 これです! jQueryで行っていたように、常に関数を実行してスクロールの値を取得する負荷もありません。何より条件の指定方法が「要素が画面内に入ってきた時」というわかりやすい指定なのが魅力です。 また、Intersection Observerのオプションを使えば下記のようなことも可能です。 ・要素がブラウザ画面内の半分の位置までスクロールされたら、アニメーションを実行・要素がブラウザ画面内に入る前にアニメーションを実行(pxで指定することが可能)・要素がブラウザ画面内に入った1回目だけ、アニメーションを実行 これらを従来のjQueryで実装するとどうしてもコードが複雑になっていました。IntersectionObserverのプロパティを使うと、コードもスッキリします。 今後のWebアニメーションを可能性を秘めたIntersectionObserver。これからも学習してより理解を深めていきます。 今回は概要をお伝えしましたが、次回はコードを含めた実装方法をお伝えしたいと思います!!