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2023.10.24

アクセシビリティ

ユーザビリティ

ウェブアクセシビリティとセマンティックHTMLとの重要性

ウェブアクセシビリティとは?

ホームページを利用している全ての人が、心身の条件や利用する環境に関係なく、ホームページで提供されている情報や機能に支障なくアクセスし、利用できること

外務省のホームページ「ウェブアクセシビリティ」

セマンティックHTMLとは何か?

セマンティックHTML(Semantic HTML)は、HTML要素を適切な意味付けや意味論的な構造で使用することを指します。つまり、コンテンツの性質や構造を正しく示すことができるHTMLマークアップを使用することです。セマンティックHTMLは、ウェブサイトの検索エンジン最適化(SEO)や開発者、そして最も重要なのはユーザー体験(UX)に対して大きな影響を持ちます。

セマンティックHTMLの利点

検索エンジン最適化(SEO): セマンティックHTMLは、検索エンジンがウェブサイトの内容を正しく理解し、適切にインデックスできるように助けます。適切なタグや要素を使用することで、ウェブサイトのランキング向上に寄与します。

アクセシビリティ向上: セマンティックHTMLは、スクリーンリーダーやその他のアシストテクノロジーを使用するユーザーにとっても非常に重要です。適切なマークアップを持つウェブサイトは、視覚障害者や身体障害者などのユーザーがサイトを理解しやすくします。

コードの保守性: 適切なセマンティックHTMLを使用すると、コードの読みやすさが向上し、他の開発者がコードを理解し、修正するのが容易になります。

アクセシビリティの重要性

アクセシビリティは、ウェブサイトやアプリが全てのユーザー、特に身体的、認知的、感覚的に障害のある人々にとって利用可能であることを保証する原則です。アクセシビリティを考慮することは、包括的なデザインとユーザー体験を提供することに繋がります。

全てのユーザーにアクセスを提供: アクセシビリティを考慮したウェブサイトは、誰もが情報やサービスにアクセスできるようになり、社会的な包摂を促進します。

法的規制への適合: 多くの国や地域で、ウェブサイトはアクセシビリティ基準を満たす必要があるという法的規制が存在します。アクセシビリティを考慮することは、法令遵守の観点からも重要です。

ポジティブなイメージ構築: アクセシビリティを重視することは、企業や団体にとって社会的責任を果たし、ポジティブなイメージを構築する手助けになります。

ウェブアクセシビリティ関連の規格

WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)

WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)は、ウェブアクセシビリティの国際的な標準で、W3C(World Wide Web Consortium)によって策定されました。WCAGは、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関する指針を提供し、視覚的、聴覚的、運動能力、認知的な障害を持つユーザーがウェブコンテンツにアクセスできるようにする方法について詳細に説明しています。

WCAGは、以下の4つの主要な原則に基づいています:

  1. 知覚可能性(Perceivable): ユーザーがウェブコンテンツを知覚できるようにする。
  2. 操作可能性(Operable): ユーザーがウェブコンテンツを操作できるようにする。
  3. 理解可能性(Understandable): ユーザーがウェブコンテンツを理解できるようにする。
  4. 堅牢性(Robust): 異なるユーザーエージェントやアシストテクノロジーとの互換性を確保する。

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 は、ウェブコンテンツをよりアクセシブルにするための広範囲に及ぶ推奨事項を網羅している。 このガイドラインに従うことで、全盲又はロービジョン、ろう又は難聴、学習障害、認知障害、運動制限、発話困難、光感受性発作及びこれらの組合せ等を含んだ、様々な障害のある人に対して、コンテンツをアクセシブルにすることができる。又、このガイドラインに従うと、多くの場合、ほとんどの利用者にとってウェブコンテンツがより使いやすくなる。

https://waic.jp/translations/WCAG20/Overview.html

ISO/IEC

ISO/IEC は、WCAG 2.0の国際規格版です。WCAG 2.0と同様のガイドラインと原則を提供しており、国際的なウェブアクセシビリティの基準として採用されています。この規格は、ウェブ開発者やウェブデザイナーに対して、アクセシビリティを確保する方法を示しています。

JIS X

JIS X は、日本のウェブアクセシビリティに関する規格です。この規格は、WCAG 2.0を基にして日本の文化や法律に適した形でアクセシビリティを確保する方法を提供しています。日本国内のウェブサイトやウェブアプリケーションに関するアクセシビリティを向上させるための指針を示しています。

これらの規格は、ウェブ開発者やデザイナー、ウェブサイト所有者が、包括的なウェブアクセシビリティを実現するための指針として参照できる重要な文書です。ウェブサイトを開発する際には、これらの規格に準拠することが、より多くのユーザーに対してアクセス可能なウェブ環境を提供する鍵となります。

まとめ

セマンティックHTMLとアクセシビリティは、ウェブデザインの基本的な原則であり、ユーザー体験の向上や包括的なアクセスを提供することを可能にします。これらの原則を遵守することで、ウェブサイトはより多くの人々に価値ある情報やサービスを提供し、より持続可能で包括的なオンラインコミュニティを築く手助けとなります。